第五十三回
新橋なでしこ会 大会

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新橋若手芸者による芸の伝承
東をどりへの架け橋

新橋なでしこ会は、東をどりの登竜門として戦後まもなく始まった、東をどりの礎とも云える大切な勉強会です。

若手が主役となって伝統的な舞踊と演奏に取り組み、先輩格の者は、芸の伝承のため、指導や演奏に一翼を担います。

新橋に受け継がれてきた芸と、次代を担う若手の成長を、銀座の舞台でぜひご覧ください。

日時:2026年10月7日(水)
 開場 13:30 / 開演 14:00

出演:新橋芸者
演目:松廼羽衣 ・ 潮来出島 ・ 東都獅子
   樋の酒(狂言) ・ 子守 ・ 正札附

会場:銀座ブロッサム・中央会館ホール
   東京都中央区銀座2-15-6
   TEL:03-3542-8585

前売 2026年 9月1日 10時〜
料金:¥3,500(税込)*全席自由

Web:カンフェティ
電話予約:050-3092-0051

当日券は13時半より銀座ブロッサム1F受付にて販売予定です

演目・出演者

一、常磐津 松廼羽衣(尾上流) 

  天女   小蝶
  伯竜   小福

一、小曲  潮来出島(花柳流)

  立方   晴子

  唄    照代
       小玉
  三味線  千尋
       喜美弥

一、常磐津 東都獅子(西川流) 

  立方   柚果

一、狂言 樋の酒

  主人   秀千代  
  太郎冠者 喜美勇
  次郎冠者 千代加  
  後見   のりえ

一、清元 子守(花柳流)

  立方   加奈

  浄瑠璃  木乃葉
       三重子
       美葉
  三味線  小雪
       ゆめ
       ぼたん

一、長唄 正札附(尾上流)

  五郎時致 小夏
  舞鶴   喜美緒
     
  三味線  晶子
       七重
       千尋
       喜美弥
  唄    照代
       小玉
       小蝶
       清乃
  笛    秀千代
  小鼓   小福
       のりえ
       やすよ
  大鼓   小いく
  太鼓   千代加

小福

小福

喜美緒

小夏

加奈

小蝶

柚果

晴子


今回の演目について – 見どころ、役どころ、今後の抱負など

小蝶

天女ならではの、浮世を知らない純心さ、人ではない神聖さ、晴れやかさを描けますように、心情を丁寧に汲み取りながらつとめていきたいです。豪華な衣装をお借りできる感謝を胸に、衣の先まで活きる踊りとなりますよう頑張ります。

また、長唄の唄にも並ばせていただきます。踊りとも、作品の雰囲気も全く異なるものですが、いただいた機会を大切にしていきます。踊りも唄も、成長したと思ってもらえますようお稽古に励んで参ります。

晴子

潮来出島は、長唄『藤娘』にも取り入れられており、江戸時代に流行した「潮来節」を源流とする曲です。あやめが一面に咲き誇る美しい風景と、恋しい人を想う切ない女心が描かれております。その情景や心情が皆様に少しでも伝わりますよう一つひとつの所作を大切に、心を込めて努めてまいります。また先生やお姐様方からご指導いただいたことを舞台で少しでも発揮できるよう、最後まで気を緩めることなく精進してまいります。

今回、初めてなでしこ会に出演させていただきます。このような貴重な舞台に立たせていただけることへの感謝の気持ちを胸に、お勉強させていただきます。この経験を来年の東をどりにも活かせるよう、精一杯努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

柚果

今回の東都獅子で初めて常磐津に挑戦します。 せっかちな私にとってはとても辛抱の要る演目で、どうしたら古典らしくずっしりと見えるのだろうと先生の指導の下、考えることが多かったです。 前半のゆったりとした動きから獅子と共に一転する様を上手く表現できたらと思っています。

芸があっての芸者だと肝に銘じ、お稽古には真面目に取り組もうと意識してきました。 今後もその心を忘れずに精進していきたいです。

加奈

今回、私は『子守』をお勉強させていただきます。『子守』は新潟から出稼ぎに来た少女の踊りです。子守をしながらおつかいをしていると油揚げをトンビにさらわれてしまう所から始まります。子守唄を唄ったり人形遊びを子供をあやしながらも、恋への憧れや故郷を思い出しながら踊ります。踊りの基礎をしっかりと学び、跳ねたりしゃがんだりと、10歳前後の少女の可愛らしさを表現できるようお稽古に励みます。

子守が何を想っているのか、物語が踊りで伝わるように。また、広い舞台に見合う踊りを踊れるよう精一杯努めます。

喜美緒


「正札附」は父の仇を討とうと勇み立つ曽我の五郎時致が兄十郎の危難を救おうと逆沢瀉の鎧片手に走り出すのを、小林朝比奈の妹である舞鶴が時期尚早と引き止める物語です。鎧の下部、草摺を引き合って押し問答を繰り広げる場面が多数登場します。今回は初めて台詞をお勉強させて頂き、独特のイントネーションや発声に苦労致しました。また、馴染みのない役物のお衣装とかつらを使わせて頂くため、本番で不測の事態が起こらないようになるべく重いお着物でお稽古致しました。華やかな装いや舞台に負けないよう、精一杯踊らせて頂きますので、応援して頂けましたら幸いです。

小夏

「正札附」は曽我兄弟の仇討ち曽我物語が題材の演目で、勇壮な中に滑稽味を含んでいるのが特色です。今回私は五郎役を演じます。勇猛果敢な五郎になるように頑張ります。また、台詞にも初挑戦致しますので、お見守り頂けますと幸いです。

何の伝手もなく来た私を暖かく迎えて下さり、流派を超えて分け隔てなくご指導して下さったお姐さん方が守ってきたものを後輩に繋げていける芸者になりたいと思います。 まだまだ拙いですが、引き続き踊りだけでなく色々なお稽古を頑張っていきたいと思っております。

地図

なでしこ大会2026の日本語チラシです。